北陸新幹線の開業でアクセスが向上した小松空港で、福井市は10日、外国人観光客に福井を目的に訪れてほしいと強くアピールしました。

「北陸へようこそ」

10日午前に福井市の宣伝隊長を務める「朝倉ゆめまる」と市の職員は、石川県の小松空港の到着口で台湾からの観光客に福井の観光情報をまとめたチラシやパンフレットなどを配りました。

新幹線開業で小松駅と福井駅の移動時間は最大で15分短縮され、このチャンスにインバウンドを加速させようという狙いです。

日本観光後帰国便を待つ台湾人客
「今回は福井には行かなかったが次は行きたい。越前がにを食べたい。」

福井市国際室来丸浩基 さん
「すでに10回近く日本に来ている人もいて、今回も中部北陸エリアを回って楽しんだよという人がいた。今度はより福井をメインにしてもらいたいと思っていて、手ごたえを感じている。」

福井市では7月ごろまで毎月小松空港でプロモーションを続ける予定です。