コメを杵でたたく「米かち」で五穀豊穣を祈願 300年以上続く伝統の「表児の米」 坂井市丸岡町の集落
坂井市丸岡町で14日、江戸時代から続く伝統行事「表児の米」が行われ、参加した人が水の恵みに感謝し、五穀豊穣を祈っていました。
県の無形民俗文化財「表児の米」は、坂井市丸岡町北横地で300年以上続く伝統行事です。
14日夜は、地元の小学生から60代の男性までおよそ90人が参加し、臼に入ったコメを杵でたたく「米かち」を披露しました。
また、男衆が重さ60キロの臼を持ち上げますと、観客から拍手と歓声が起こりました。
■参加した中学生
「緊張したがガチガチにならず思いっきり上げられたのでよかった」
■観客
「地元の誇りとして毎年見に帰ってきている。また来年も楽しみにしている」
参加した人は、コメづくりに欠かせない水の恵みに感謝し、五穀豊穣を祈っていました。