福井DWATが七尾市に 福祉の専門チーム 発足以来初の派遣 避難所の環境改善など担う
能登半島地震で避難生活の長期化が予想される中、県内のソーシャルワーカーなどでつくる福祉の専門チーム「福井DWAT(ディーワット)」のメンバーが12日、七尾市に派遣されました。2021年のチーム発足以来初めての派遣で、福祉の視点から被災者の生活を支えます。(1月12日)
4日ごとにメンバーを入れ替えながら、1月末まで支援活動にあたる予定で、避難している子どもたちや高齢者をはじめ、持病のある人たちのケアにあたる他、避難所の環境改善に向けた助言を行うということです。
■福井DWAT 生活支援員・五島健一さん
「(要望を)遠慮している被災者も多いと思う。丁寧に思いを聞きながら支援したい」
DWATは東日本大震災の際、避難所で心身の不調を訴える人が多かったことから全国的に設置が進み、44の都道府県に設置されています。