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新幹線駅は「京都駅により近いところが望ましい」3つのルート案めぐりJR西日本社長が考え示す

2024年8月21日 17:40
新幹線駅は「京都駅により近いところが望ましい」3つのルート案めぐりJR西日本社長が考え示す
JR西日本長谷川社長「新幹線駅は京都駅に近いほうが良い」

北陸新幹線の敦賀から新大阪までの延伸で、3つのルート案が示された中、JR西日本の長谷川社長は21日「京都駅により近いところに新幹線駅を置くのが望ましい」との考えを示しました。

新幹線の敦賀から新大阪までの延伸を巡っては、国土交通省が今月上旬、与党の整備委員会で3つのルート案を示していて、このうち「桂川案」では、京都駅から離れたJR桂川駅近くの地下に新たな駅を設けるとしています。

JR西日本の長谷川一明社長は記者会見で、3つのルート案について「事業者としては、難易度などを抜いて考えると、現在の京都駅により近いところに新幹線駅ができるのが一番望ましい」
と述べました。

長谷川社長はこのほか、先週台風7号の影響で、東海道新幹線が計画運休となり、北陸新幹線が代替ルートとなったことに触れ、「大切な国土軸としてアクセスルートが2本できることは重要」との認識を示しました。

一方、今年10月から期間限定で運行を始める、敦賀と兵庫県の城崎温泉を結ぶ観光列車「はなあかり」の運転計画も示され、城崎温泉へ向かう下りは土曜日に1本、敦賀へ戻る上りは日曜日に1本それぞれ運行されます。

料金は大人1人片道1万640円からとなっていて、9月5日から販売を始めます。

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