来月1日底引き網漁解禁も漁船は出港見合わせ岸壁に固定
漁船をロープで岸壁に固定(30日越前町大樟)
9月1日の底引き網漁の解禁を前に、県内の漁港では、台風の接近に伴ってすべての漁船が出港を見合わせ、強風への備えに追われています。
越前町大樟の漁港では、強風や高波に備えて、漁師たちが通常の2倍以上のロープで船を岸壁に固定していました。
越前町小型底曳網組合 泉 誠会長
「冬の大しけでは対策をするがここまではしない 台風がどのようなコースをとるかわからないので 底引き網漁が解禁になるとおいしい魚を求めて観光客が来ると思うので頑張りたい」
また今シーズンは15年ぶりに大型クラゲの大量発生が心配されていて、クラゲを逃すために改良した網の準備も進めていました。
「アカガレイ」や「甘エビ」などがあがる底引き網漁は9月1日に解禁されますが、県内の漁協は台風の接近ですべての船の出港を見合わせることを決めました。