「サバ号」で嶺南に行こう! 小浜線にラッピング列車登場 2029年度まで運行し嶺南への誘客図る
北陸新幹線県内開業を受けてサバの模様をデザインしたラッピング列車が完成し、2029年度まで敦賀-東舞鶴間を運行して嶺南への誘客につなげます。
25日はJR小浜駅で出発式が開かれ、参列者がテープカットをして運行の開始を祝ったあと、ラッピング列車は地元の子どもたちの合図で、敦賀方面に向けて出発しました。
ラッピング列車「サバ号」は、へしこや鯖寿司といった嶺南の食として有名なサバをモチーフにしていて、車内には中吊りの広告も設置され、嶺南の観光地や食の魅力をアピールしています。
■地元の人
「サバがリアルで、どこかに行く時に乗ってみたい。新幹線が敦賀まで来ていることもあって、電車の需要も増えて人の動き方が変わっていくと小浜も盛り上がる」
県や沿線の嶺南6市町それにJR西日本などでつくる小浜線利用促進協議会が企画したもので、北陸新幹線の開業効果を嶺南全体に波及させていくとしています。