新幹線開業効果「不足」 近隣の町と観光面で連携強化へ 小浜市杉本和範市長が意欲
小浜市の杉本和範市長(44)は、北陸新幹線の敦賀延伸効果を嶺南全体に広げるため、近隣の町との連携を進める考えを示しました。
9日、就任あいさつでFBCを訪れた杉本和範市長は、敦賀開業を巡って「効果が引き出せていない 面的なとらえ方をする必要がある」として、おおい町や若狭町などと食事や宿泊など観光面で横の連携を進める考えを示しました。
また 小浜延伸を前に、若者の流出を止めることも市の課題として挙げました。
小浜市長杉本和範市長
「大事なのは地場産業と学生をつないでいくこと 探究活動とか専門的な取り組みに関して地元企業の技術を取り入れていくような形を進めたい 学生が県外に出ても、小浜とつながる取り組みをしたい」
杉本市長は市民参加型のまちづくりに向けて、今月14日から地区ごとに対話集会を始めることにしています。