米国ロータリークラブが恐竜博物館見学 現地のロッキー博物館と姉妹提携 来年には福井から米国へ、交流の輪を広げる
“恐竜”が縁で勝山市のロータリークラブと交流を続けているアメリカ・モンタナ州ボーズマンのサンライズロータリークラブのメンバーが21日、県立恐竜博物館を訪れ、館内のデザインなどに感激した様子でした。
クラブのメンバーと家族あわせて9人です。同クラブは、地元にあるロッキー博物館が恐竜博物館と姉妹提携を結んでいて、2016年から勝山ロータリークラブとメールなどで交流を続けてきました。2020年には福井県を訪れる予定でしたが、新型コロナウイルスのパンデミックにより中止となっていました。
同クラブのメンバーと家族合わせて9人が来県し、恐竜博物館を見学したメンバーからは「ロッキー博物館と似ているが、デザインや空間のレイアウトがすばらしい」と感激した様子でした。また福井県の印象については「自然と山などの風景はモンタナと同じできれい。県民はすごくアットホーム」と気に入った様子で、帰国後も福井県を多くの人に紹介したいと話していました。
一行は23日まで福井に滞在し、大本山永平寺の他、越前和紙や越前打刃物など福井の伝統工芸を見て回る予定となっています。勝山ロータリークラブでは来年にもモンタナ州を訪れて、この交流の輪を市民レベルにまで広げていきたいと話しています。