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新年を祝う「能舞台初め」 華やかに彩る能や舞囃子 350人の観客が伝統芸能を楽しむ

2025年1月4日 17:00
新年を祝う「能舞台初め」 華やかに彩る能や舞囃子 350人の観客が伝統芸能を楽しむ
能「猩々(しょうじょう)」=4日午後2時半ごろ、福井市ハピリンホール

新年を祝う能の舞台初めが4日、福井市のハピリンホールで開かれ、訪れた人たちは優美で華やかな伝統芸能に魅了されていました。

今年は越前市出身の能楽師・福岡聡子さんが、善行を重ねた若者の繁栄を描いた「猩々(しょうじょう)」で主役の「シテ」を務め、舞台を華やかに彩りました。また、夫婦円満と長寿を祈る舞囃子(まいばやし)の「高砂(たかさご)」といった正月にふさわしい演目も披露されました。

観賞した女性は「一流の雅の世界に浸らせてもらった」と話していました。

このほか、北陸新幹線の県内開業を記念して、福井の魅力を表現した和楽器による合奏曲「組曲福井」なども披露され、観客を魅了していました。

最終更新日:2025年1月4日 18:38
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