きょう拘束令状の期限 韓国大統領公邸周辺で支持派・反対派が集会
韓国の尹錫悦大統領の非常戒厳を巡り、6日、捜査機関が請求していた拘束令状の執行期限を迎えます。現在の大統領公邸周辺がどうなっているのか伝えてもらいます。
私が立っている場所から250mほどの場所に大統領公邸の入り口があります。
拘束令状の有効期限がきょうということもあり、多くの報道陣が集まっていますが、これまでのところ大きな動きはありません。
私がいる場所の目の前では尹大統領の熱烈な支持者が道路の一部を封鎖して集会を開き、「尹大統領を応援する」などと声を上げています。現在気温1度で相当寒いのですがそれでも数百人ほどが居座っています。この集会は、尹大統領の拘束令状が出された先月31日から毎日行われていて、最近では多くのテントが立ち炊き出しが行われるなど、日を追うごとに熱気が増しているように感じます。
一方、大統領公邸を挟んでおよそ500m離れた場所ではさきほどまで尹大統領に抗議するグループが身柄の拘束や弾劾を求める集会を開いていました。
支持派と反対派の小競り合いも相次いでいて警察の機動隊が配置され不測の事態に備えるなど緊迫した状態が続いています。