山形市でラーメン巡り あなたの“推しメン”は? 年間支出額が2年連続全国1位
北海道・東北・新潟のNNN系列各局が制作した特集「いまオススメ!地元のとっておき」です。ラーメン年間支出額が2年連続全国1位を誇る山形市から、寒いこの冬に体も心も温まる山形ラーメンの魅力を紹介します。
山形県の県都・山形市。木々が雪に覆われた樹氷や温泉で有名な「蔵王」をはじめとした自然、さらに、芋煮やどんどん焼きなどさまざまなご当地グルメ、食の魅力にもあふれています。そんな山形市で市民がダントツで好きなものが…
中川悠アナウンサー「街の至るところにラーメン!ラーメン!ラーメン!。ここ山形市は、ラーメンをこよなく愛するラーメン推しの街なんです」
市民「1週間に3回はラーメン食べに行く。他の県に比べるとレベルが高いと思う」「どこに行ってもおいしいし、それぞれの個性が違って、どこ行っても間違いがない」
まさに日本一のラーメン愛!
おととし(2023年)、山形市の1世帯当たりのラーメン年間支出額は2位の新潟市に大差をつけて2年連続で全国1位に!さらなる消費拡大を目指そうと、市は山形ラーメンを「山ラー」の愛称で売り出し中です。
山形市内には200店以上のラーメン店がひしめいています。「山形ラーメン」はスープや麺など決まった特徴はありません。醤油・味噌、豚骨などそれぞれの店が独自のラーメンを提供しています。数ある店の中から好みの「推しラーメン」=「推しメン」を見つけるのが山形ラーメンの楽しみ方です。
「いらっしゃい!ありがとうございました」
常に行列ができているこちらの店の看板メニューは?
麺辰 店主・鈴木敏彦さん「はい、どうぞ」中川アナ「ありがとうございます。こちらが私の推しメン。麺辰の“鶏中華”です」
甘みのある鶏だしベースの醤油味のスープに鶏チャーシュー、新鮮なネギがたっぷり入ったボリュームのある1品です。
中川アナ「スープからいただきます。おいしい!鳥の旨味がギュッと決まってますね」「そして何と言ってもこの中太麺」
「このもちもち中太麺。そしてネギのシャキシャキ感もたまりませんね~!おいしい!」
麺辰 店主・鈴木敏彦さん「ラーメンの基本はうまくて、早くて、安くて腹いっぱいになる。おもてなしの心を大切にしながら日々妥協せずにやっていければどんどん山形のラーメンが広がっていく」
続いてやってきたのは味噌ラーメンの人気店「らーめん め組」。
「お待たせしました。みそわんたんめんです」「おいしそう!」
中川アナ「味噌のコクがすごい!そして青のりがフワッて香る。うまみの広がりがすごい!これは最高!」
「もちもち麺!」
食べ応え抜群の大きなわんたんもスープによく合います。そして味噌ラーメンに乗せるこの赤いものが…「辛みそ」です。この「辛みそ」を入れるのも山形独特の食べ方なんです。
味噌のコクの後ろにちょっとピリッと来る感じ。たまりませんね。ホットになります」
そして山形ラーメンと言えば…多くのそば店で食べることができるのが特徴なんです。こちらは60年近く山形市に店を構える蕎麦の老舗「手打ちそば 港屋」。
「おそば屋さんで食べるラーメンです」
「うわ!牛骨の香りがすごい!のど越しも最高です。味もそうなんですけど香りが本当に桁違い。このスープ永遠飲んでいられる」
そして、山形ラーメンをさらに深く楽しみたい方にはこんなものも。
中川悠アナ「山形市内にはこのようなカプセルトイがあるんです」
ラーメンの絵柄がキーホルダーに!絵柄の店に持っていくと、トッピングや大盛り無料などの特典を受けることができます。
ラーメンをとことん楽しめる山形市。みなさんもこの冬、山ラーで温まって「推しメン」を見つけてみてはいかがでしょうか?