健康診断中スマートフォンで女性盗撮 福井市医師会の元職員を県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検
福井市医師会の元事務職員の男性が、健康診断会場でスマートフォンを使って女性を盗撮していた事件で、警察は6日までに男性を県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは福井市医師会の住民健診センターに所属していた 24歳の元事務職員の男性です。
捜査関係者によりますと、元職員はセンターが請け負った県内の健康診断の会場で、ついたての間から自身のスマートフォンを使って女性を撮影した疑いです。
また、捜査の過程で元職員のスマートフォンを調べたところ、今年3月から6月にかけて複数回にわたって、県内の飲食店の女子トイレの窓から女性を撮影したり、知り合いの女性宅で女性が入浴しているところを撮影した疑いがあることがわかりました。
元職員は児童ポルノ禁止法違反と性的撮影処罰法違反の疑いでも書類送検され、警察の調べに対し、いずれも容疑を認めています。
福井市医師会は「あってはならないことが起きた 信頼回復と再発防止に努める」とコメントしています。