「シュレッダーにかけた」 原子力規制庁の元職員が大飯原発の入門証紛失
原子力規制庁の元職員が、関西電力から貸し出されていた大飯原発の入門証を紛失したことが分かり、退職時に「シュレッダーにかけた」と話しているということです。
紛失したのは関西電力大飯原発の入門証で、6月に、貸し出している関西電力が原子力規制庁に確認したところ、職員が無くしたことがわかりました。
原子力規制庁によりますと、紛失した入門証は、2022年3月に退職した研究職の70代男性職員のもので、男性は「退職時に庁舎内でシュレッダーにかけた」と話しているということです。
入門証は、2019年に一度大飯原発に入構した後は使っていなかったということで、不正利用は確認されていないということです。
原子力規制庁は、今後各施設の入門証の管理を徹底して、再発防止に努めるとしています。