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パワハラで市職員を懲戒処分 部下に飲み会代7~8回支払わせる 50代の課長級2人「スキンシップのつもりだった」 体をつねる、退職届を書かせるなどの行為も 越前市役所

2024年3月26日 20:57
パワハラで市職員を懲戒処分 部下に飲み会代7~8回支払わせる 50代の課長級2人「スキンシップのつもりだった」 体をつねる、退職届を書かせるなどの行為も 越前市役所
越前市役所

越前市役所の50代の課長級職員2人が、部下に飲み会代を払わせたり、体をつねったりするなどのパワハラ行為を繰り返したとして、懲戒処分を受けました。(3月26日)

懲戒処分を受けたのは越前市役所の同じ課に所属する50代の課長級職員2人です。市によりますと、このうち1人は2021年から2023年にかけて、同じ部下に対して7~8回も飲み会代を払わせたり、体をつねったりしたということです。もう1人は2023年6月から10月にかけて、同じ部下に、退職届を無理やり書かせたり、自宅を訪ねたりしたということです。

去年9月、パワハラを受けた職員から退職届が提出され、問題が発覚したもので、この部下の他にも2人が体をつねられたり、大声で怒鳴られたりしたと訴えているということです。

市の聞き取りに対し、処分を受けた2人は「スキンシップのつもりだった」などと話しているということです。

越前市では、飲食代の強要などを行った職員を減給10分の1、3か月。もう1人を減給10分の1、1か月の懲戒処分としました。また、監督責任者である60代の部長級職員を書面訓戒としました。

市は「市政への信頼を大きく損ねたことを市民に深くお詫びし、職場環境の改善に努める」としています。

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