春のセンバツ高校野球に出場する日本航空石川のキャプテンで、越前市出身の寶田一慧(ほうだ･いっけい)選手が27日、越前市役所で開かれた激励会に出席し「被災された方の力になれれば」と意気込みを語りました。(2月27日)

石川県輪島市にある日本航空石川は、能登半島地震で校舎や寮が被害を受けたため、寶田選手ら野球部員は山梨県の系列校に拠点を移して練習に励んでいます。

■日本航空石川 野球部 寶田一慧主将
「野球ができることに感謝しようとチーム全体に話している。被災された方の力に少しでもなれればいいなと思う。自分たちができることをしっかりやりたい」

激励会では、山田賢一市長から寶田選手に激励金の目録も手渡されました。県内からは敦賀気比も出場するセンバツ高校野球は3月18日(月)に開幕します。