福井市医師会の男性職員が健康診断の最中スマートフォンで「盗撮」 懲戒解雇処分に
福井市医師会の住民健診センターに所属する男性事務職員が、健康診断の会場で、スマートフォンを使って盗撮をしていたことがわかり、21日付けで懲戒解雇処分となりました。
懲戒解雇になったのは福井市医師会の住民健診センターに所属する25歳の事務職員の男性です。
医師会によりますと、男性はセンターが請け負った県内の健康診断の会場で、ついたての間から、自身のスマートフォンを使って動画を撮影したということです。
盗撮されているのに気付いた利用者が警察に被害届を出したもので、医師会の聞き取りに対し、男性は盗撮したことを認めたということです。
医師会では捜査中であることを理由に具体的に何を映していたかは明らかにしていません。
当面健康診断を中断するほか、今後、診断の会場に職員らが動画を撮影できる機材を持ち込まないことなどを徹底して、信頼回復と再発防止に努めたいとしています。