県内は高気圧に覆われて季節外れの暖かさとなり、観光客がようやく色づいた紅葉をのんびりと楽しんでいました。

2日の最高気温は小浜で17.9度、美浜で17.6度、福井と三国で17.2度など、11月上旬から中旬並みの暖かさとなりました。小浜市の神宮寺では、紅葉が例年より2週間遅く見ごろを迎え、観光客が赤や黄に色づいたヤマモミジやイチョウを楽しんでいました。

■観光客(石川県から)
「コートを着てると暑いかなって。動くと暖かいかなという感じで、すごく爽やかな12月とは思えない天気だった」
「すごくきれいだなと思って。今年は紅葉を見に行けてなかったので、とてもラッキーだった」

一方、福井市の養浩館庭園も、例年より1週間遅れで紅葉が見ごろを迎えました。

■観光客(長野県から)
「外に出てみたら、すごいびっくりした。あまりに暖かくて。(服装を選ぶのも)困っちゃう」

園内には「七五三」の撮影に訪れた親子連れの姿も。

■親子
「子どもたちの日頃の行いが良いので(晴れて)ラッキー」

県内は寒冷前線が通過し、3日は嶺北を中心に雨の予報で、予想最高気温は福井で14度、敦賀で16度となっています。