住民が橋の簡易点検や通報ができるアプリ…インフラ維持に期待 平田村・福島
高度経済成長期に整備されたインフラの老朽化が課題となる中、住民が橋の点検などができるアプリが完成しました。
平田村で今月から利用が始まったのは、日本大学工学部と共同で開発したアプリです。橋の法定点検は5年に1度となっていますが、このアプリを住民が活用することで、普段から、見つけた老朽箇所の画像を投稿でき、行政が適切に対応できるということです。
■日大工学部 近内愛美さん(3年)
「行政で見きれない部分を近くにいる住民が点検することによって人手不足解消できてインフラも守れる」
このシステムは宮城県気仙沼市など7つの市と町にも提供され、インフラ維持のモデルケースとしても期待されます。