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暑すぎて?いわき市の海水浴客は半減・福島

2024年8月20日 18:40
暑すぎて?いわき市の海水浴客は半減・福島

天気は不安定でしたが、県内各地、残暑の厳しい1日となりました。

夏休みも終盤、プールは子どもたちでにぎわっていましたが、実は2024年の夏、海水浴場では客足が大きく減る異変が起きていました。

今シーズン9回目、2日連続の熱中症警戒アラートが発表された20日の県内。

残暑の厳しい1日となりましたが夏休みも残りわずか。
郡山市のプールは子どもたちが最後の思い出作りを楽しんでいました。

■訪れた人は
Q「皆の中で今年海に行った子はいますか?いない」
■訪れた人は
「海水浴はまだ今年1回も行ったことなくて…」
■訪れた人は
「海とプールどっちが好き?やっぱプールですね」

なかには、海には足が向かなかったという声が…
実はこの「海水浴」をめぐって19日、気になるデータが示されたんです。

いわき市によりますと、7月20日からの30日間、市内4つの海水浴場に訪れた人は、3万5千人あまりと、2023年度に比べ、なんと半分に減少。
「勿来」「薄磯」「四倉」「久之浜・波立」3万5646人とその理由をいわき市の担当者に尋ねてみると…

■いわき市役所観光振興課 廣田拓主事
「暑すぎると入込客数が、あんまり伸びていないのが2023年度の傾向であった」

今シーズン多発した健康に被害が出るおそれのある「熱中症警戒アラート」。
そのうえ連日、危険な暑さが続き海に出かける機会が減ったとみられています。

また、書き入れ時に2度も台風が猛威を振るい、2024年はさらに客足が遠のいたと分析しています。
いわき市は、来年こそはと期待しています。

■いわき市役所観光振興課 廣田拓主事
「いわきの風物詩の一つではありますので、海水浴場は。市内外のお客様にたくさん来て欲しいと思っています」

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