広野火力発電所で潜水作業員が死亡した労災事故 いわき市の会社らを書類送検
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富岡労働基準監督署は、いわき市の建設会社とその会社の専務取締役を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
2024年7月、広野火力発電所の港湾内で潜水し、海底土砂の採取作業をしていた60代の男性作業員がおぼれて亡くなる事故がありました。
富岡労働基準監督署によりますと、男性作業員は、緊急時に浮上するための救命胴衣や、水深計・水中時計など必要な道具を携帯していませんでした。
富岡労働基準監督署は、男性が所属していた、いわき市の有限会社「潜水さかもと」と専務取締役の43歳の男性を、労働安全衛生法違反の疑いで福島地方検察庁いわき支部に書類送検しました。