【速報】地方公務員の男性2人を書類送検 2023年3月に石見銀山遺跡内を観光していた女性が死亡 もたれかかった木製の柵が折れ川に転落 島根県大田市
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2023年3月、島根県大田市にある「石見銀山遺跡」で柵にもたれかかった女性が川に転落し亡くなった事故について、大田警察署は柵の修繕の必要があるとわかっていながら危険回避のための業務を怠ったとして、大田市の地方公務員2人を松江地方検察庁に書類送検しました。
業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、大田市の地方公務員の55歳の男性と、41歳の男性です。2人は大田市が管理する道路や橋を点検し、必用に応じ補修するなどの業務にあたっていました。
しかし、2023年3月世界遺産・石見銀山遺跡内で観光していた愛知県から観光で訪れていた60代の女性が銀山川にかかる羅漢町橋付近の木製の柵にもたれかかったところ柵が壊れ、川に転落。多発骨折等による外傷性ショックで亡くなりました。
2人は点検で柵が腐食し、修繕の必要があるとわかっていながら、立入規制や早急な修理などをせず、危険回避のための業務を怠っていたということです。
2人は警察の調べに対し容疑を認めているということです。
また、大田市は「今後検察の判断を待つ段階のため、コメントについては差し控えたい」としています。