「おはらフーズ」破産申請へ 負債総額は 約6億7000万円 従業員約50人を全員解雇
鹿児島市で弁当を製造・販売する「おはらフーズ」が破産申請の準備に入ったことが分かりました。負債総額は約6億7000万円に上ると見られています。
破産申請の準備に入ったのは鹿児島市で弁当を製造・販売する「おはらフーズ」です。
民間の調査会社東京商工リサーチなどによりますとおはらフーズは1970年に創業し1976年、おはら弁当として法人化。弁当・仕出しの小売りや工場の運営などでピーク時の2007年には年商10億円あまりを計上しました。しかし、コロナ禍での受注の減少や物価高などの影響で収支が悪化。2月10日から事業を停止し従業員約50人を全員解雇したということです。
負債総額は債権者140人に対しおよそ6億7000万円に上ります。
今後、鹿児島地裁に破産手続きの開始を申し立てるということです。