歌舞伎町・大久保公園周辺…“売春目的”逮捕者140人に 去年の約3倍
東京・歌舞伎町の大久保公園周辺で売春目的で客待ちしたとして警視庁はことし1年間で去年のおよそ3倍となる140人の女性を逮捕したと発表しました。
警視庁によりますと、ことし1年間で新宿区歌舞伎町の大久保公園周辺で、売春目的で客待ちをしたとして逮捕されたのは17歳から56歳の女性140人で、去年のおよそ3倍となりました。
このうち20代の女性が106人と7割以上を占めたほか、10代も3人いたということです。
動機については「ホストクラブに行くため」とした女性が44人と最も多く、中には売掛金を返済するために路上に立っていた女性も複数人いたということです。
ホストクラブをめぐっては、高額な売掛金を回収するため女性客に売春を持ちかけることが問題となっていて、警視庁は「売春を助長する犯罪について引き続き取り締まりを強化していく」としています。