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“解散総選挙”県内も警戒 野党共闘の動きは?・福島

2024年9月12日 19:27
“解散総選挙”県内も警戒 野党共闘の動きは?・福島
福島中央テレビ

自民党は総裁選、そして野党の立憲民主党も代表選を控えていまして国会は連日慌ただしくなっています。
ここからは鎌田記者と一緒に解説していきます。

■鎌田記者
総裁選挙で決まった新総裁つまり次の総理が、衆議院を解散するのでは?という見方も強まっていて、県内でも解散総選挙を見越した動きが活発です。
共産党の県委員会は12日、県中地区が選挙区となる2区に党の県委員を務める須賀川市の丸本由美子さんを擁立すると発表しました。
丸本さんは、須賀川市の市議会議員を5期務めた経験があります。

共産党県委員会は、福島3区でも候補者の擁立に向け調整を進めています。

■野尻キャスター
前回2021年の衆院選は、すべての選挙区で野党が候補者を一本化する「野党共闘」の動きがありましたが、今回はそういう体勢ではないんでしょうか。

■鎌田記者
ここは難しいとの見方があります。
浜通りを選挙区とする福島4区をめぐって、共産党はいわき市の熊谷智さん(44)の擁立をすでに決めていますが、立憲民主党はこの選挙区に新人で富岡町の齋藤裕喜さん(45)の擁立を決定しました。

■野尻キャスター
与党・自民党も候補者を立てるでしょうし、選挙区の変更がありましたから構図は前回と同じとはならなさそうですね。

■鎌田記者
こうした状況から、前回選挙で実現した立憲民主党と共産との「野党共闘」は難しいとの見方が強まっています。
冒頭、野尻キャスターからもありましたように、立憲民主党も代表選を控えていますから、方針が固まったわけではありませんが、永田町の動向次第で県内の選挙に向けた動きも熱を帯びてきそうです。

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