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福島空港工事の設計金額を漏らした容疑 福島県職員と建設会社元幹部ら4人を在宅起訴

2024年8月8日 22:44
福島空港工事の設計金額を漏らした容疑 福島県職員と建設会社元幹部ら4人を在宅起訴
福島中央テレビ
福島県が発注する福島空港の工事を巡り、設計金額を漏らしたなどとして、福島県職員ら4人が在宅起訴されました。

官製談合防止法違反などの罪で在宅起訴されたのは福島県職員で福島空港建設課主査の福田等被告(50)です。
起訴状によりますと、福田被告は2021年9月、福島県が入札を行った福島空港の工事用道路の工事で、日六辻港の設計金額を漏らしたなどとされています。

石川町にある志賀建設の会社員・緑川家司被告(70)、元幹部の添田保雄被告(63)と関根徳夫被告(69)も、公契約関係競売入札妨害の罪で在宅起訴されました。

この工事の入札では4社が参加していて、志賀建設が4455万円で落札していました。
福田被告ら4人は7月10日に書類送検されていて、検察は4人の認否を明らかにしていません。

また、福島空港建設課長の55歳の男性も入札の参加業者を漏らした官製談合防止法違反などの疑いで書類送検されていましたが、検察は8月8日付けで、郡山簡易裁判所に略式命令請求をしたということです。

志賀建設の元幹部、添田被告と関根被告は、石川町の元町長、塩田金次郎被告への贈収賄事件で起訴されていました。
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