福島県相馬市で発生した労災事故で、救出作業が進められていた作業員４人全員が確認されました。いずれも会話はできていたということです。

労災事故があったのは相馬市山上の山中で、１５日午後８時３０分ごろに「パイプラインの作業中に一酸化炭素中毒が起きて体調不良者がいるようだ」と消防に通報がありました。

警察によりますと、当時作業員４人がパイプの中で溶接作業をしていて、警察などが現場に駆けつけたところ付近では一酸化炭素が検出されていました。

警察などが救出作業を進めていたところ、１６日午前０時４０分ごろに自力で脱出したとみられる４人全員を現場近くで確認したということです。

４人は救急搬送されて詳しい容体はわかっていませんが、いずれも歩行や会話はできていたということです。

警察が当時の状況や経緯を詳しく調べています。