「トラブルがないように」テレスコ式装置を10日にも搬入へ…2号機デブリ試験取り出し控え規制委が1F視察 福島
原子力規制委員会の山中委員長らが5日、福島第一原発を訪れ、燃料デブリの試験的取り出しに向けた準備状況などを確認しました。
溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しは2号機から始まる計画で、テレスコ式と呼ばれる釣り竿のような形の装置が使用されます。第一原発を訪れた山中伸介委員長らは取り出しに向けた準備状況のほか、先月は、使用済み燃料プールの冷却が停止するトラブルも起きていて、管理体制なども確認しました。
■原子力規制委員会山中 伸介委員長
「こういったトラブルがないように十分注意しながら作業を進めてほしいとお願いしたところであります」
テレスコ式の装置は今月10日にも第一原発に搬入される予定です。