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国語に関する世論調査 “コロナ禍で生まれた新しい言葉”使われ方の印象に差

2022年9月30日 18:02

「国語に関する世論調査」の結果が公表され、コロナ禍で生まれた新しい言葉の中で、使われ方の印象に差があることがわかりました。

文化庁が全国の16歳以上の約6000人を対象に行った調査では、新しい言葉の使われ方の印象についての設問で、「おうち時間」や「黙食」などコロナ禍で生まれた言葉について、約6割が「この言葉をそのまま使うのがいい」と答えた一方、「ブースター接種」や「ニューノーマル」などの外来語を含む言葉は「説明をつけた方がいい」と回答した人が8割を超えました。

また、デジタル機器の普及の影響についての設問では、「言葉や言葉の使い方に影響を受けると思う」と回答した人が9割を超え、「手で字を書くことが減る」ことや、「漢字を正確に書く力が衰える」ことなどの影響を懸念する回答が目立ったということです。