【ストップ!詐欺被害】"警視庁かたる電話"をきっかけに計1500万円だまし取られる 福岡・筑紫野市の83歳女性
福岡県筑紫野市の80代の女性が、警視庁をかたるウソの電話をきっかけに、1500万円をだまし取られました。
警察によりますと、今月11日、筑紫野市に住む83歳の女性の自宅に、警視庁からだと名乗る男から、「あなたが犯罪に巻き込まれている」と電話がありました。
「あなたのお金を守るため、近所に分からないように通帳を受け取りにいくので、郵便受けに入れておいてもらいたい」などと指示を受けた女性は、指示されたとおり、通帳2枚とキャッシュカード2枚を自宅の郵便受けに入れたということです。
その後、通帳とキャッシュカードは何者かに持ち去られ、今月14日からおとといまでに合わせて1542万円が引き出されていました。
別の事件で本物の警視庁が逮捕した、いわゆる出し子のスマートフォンから、女性の通帳の写真が見つかったことをきっかけに、女性の詐欺被害が発覚したということです。
警察は、電話でお金の話は詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。