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ワカメ採りで死亡した男性2人は漁協組合員ではなかった ゴムボートは半分沈んだ状態で発見

2025年2月28日 17:42
ワカメ採りで死亡した男性2人は漁協組合員ではなかった ゴムボートは半分沈んだ状態で発見

福岡県糸島市の海岸で28日、70代の男性2人が遺体で発見されました。2人は前日にワカメを採るためゴムボートで海に出て、行方が分からなくなっていました。

■奥村誠悟 記者
「亡くなった2人の男性は、糸島市のこちらの海岸で発見されたということです。」

28日午前2時ごろ、「ワカメ採りに行った知人が帰ってこない」と男性から118番通報がありました。

唐津海上保安部によりますと、27日午後5時ごろ、糸島市の76歳の男性2人が手こぎのゴムボートでワカメ採りに海に出たあと、帰ってこなかったということです。

海保や警察などが捜索し、糸島市志摩久家の海水浴場の110メートル沖合で、2人が乗っていたゴムボートが半分沈んだ状態で発見されました。

その後、午前7時すぎに、行方不明だった男性2人が、それぞれ近くの海岸とゴムボート付近の海中で発見されましたが、いずれも死亡が確認されました。

糸島漁業協同組合によりますと、ワカメ漁は今の時期、組合員だけに許可されていて、亡くなった2人は組合員ではなかったということです。

唐津海上保安部が、当時の状況や2人の死因を調べています。

最終更新日:2025年2月28日 17:42
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