「賃金が見合っていない」国立病院で働く医療従事者が賃上げを求めてストライキ 福岡
国立病院で働く医療従事者の賃上げを求めた一斉行動が28日、全国で行われ、福岡市の医療機関でもストライキが行われました。
福岡市中央区の九州医療センター前で行われたストライキには、医療従事者などおよそ15人が参加しました。
全国の国立病院の職員で組織する全日本国立医療労働組合は、今年度の賃上げ交渉が妥結していないため、27日、国立病院機構に対し3回目の交渉を行いましたが、ゼロ回答が続いています。
職員からは「命をあずかる仕事の大変さと賃金が見合っていない」などの声が上がっているということです。
■全日本国立医療労働組合 福岡地区協議会・葛目雅春 議長
「病院を運営するためにも人は必要ですし、離職を防ぐためにも賃上げは絶対条件だと思います。」
県内の6つの支部を含む、全国のおよそ120の支部でストライキが行われました。
最終更新日:2025年2月28日 11:51