【協定】民間企業が災害時の避難所に 会議室と駐車場を開放 3階建て・非常用蓄電池を備える 福岡
福岡県太宰府市は19日、民間の企業と避難所の利用に関する協定を結びました。
太宰府市と協定を結んだのは、通信やインフラなどのサービスを提供する民間企業、エクシオグループです。
今回の協定は、エクシオグループが去年11月に太宰府市水城に建設した九州支店の建物を、地域住民が災害時の一時避難所として利用できるようにしたものです。
太宰府市の水城地区は、御笠川が氾濫した場合の浸水想定区域となっていますが、これまで避難所に適した高い建物がありませんでした。
新たに一時避難所となるエクシオグループの九州支店は3階建てで、太陽光などで電気をためる非常用の蓄電池も備えています。
■太宰府市・楠田大蔵 市長
「地域、企業の方々、市民の方々、みんなの力を持ち寄って危機に備えていきたい。」
運用は19日に始まり、災害時には一部の会議室と駐車場が開放されるということです。