福岡県125億余の補正予算案 大雨災害の復旧・復興対策費に約70億円
福岡県は大雨災害の復旧費や『病児保育』の整備費用などを盛り込んだ、補正予算案を発表しました。
福岡県の服部知事は24日会見を開き、12月に開会する議会に、一般会計の総額で125億円余りの補正予算案を提案することを明らかにしました。
このうち最も多くを占めるのが、ことし7月の記録的な大雨による災害の復旧・復興対策費で、約70億円です。河川氾濫の工事費などに69億5000万円あまり、また被災した文化財の復旧支援に1750万円が盛り込まれています。
また、新規事業として、子育て世帯が利用しやすいよう病児保育の体制整備のために約7650万円が計上されています。
一方、北九州市では一般会計164億5000万円の補正予算案が発表されました。
国が進める物価高騰への対応策に136億9000万円、公共施設の老朽化対策として来年度の工事を前倒しするために2億4000万円を計上しています。
福岡県と北九州市の12月議会は、12月1日に開会予定です。