「いきなり家に入ってきた」住宅に押し入り中学生の首元にナイフを突きつけた強盗未遂の疑い

福岡県苅田町の住宅に侵入し、女子中学生にナイフを突きつけ金を奪おうとしたとして、北九州市の派遣社員の男が17日、再逮捕されました。
住居侵入と強盗未遂の疑いで再逮捕されたのは、北九州市小倉南区の派遣社員、田中祥三容疑者(48)です。
警察によりますと、田中容疑者は1月20日午後4時半ごろから午後5時ごろの間、福岡県苅田町の住宅に侵入し、その家に1人でいた15歳の女子中学生の首元にナイフを突きつけ、金品を奪おうとした疑いです。
2人に面識はなく、中学生にケガはありませんでした。
中学生は「いきなり家に入ってきた男から金があるか聞かれ、『ない』と答えたら出て行った」と話しているということです。
警察の調べに対し、田中容疑者は「泥棒することは考えていたが強盗は考えておらず、女の子も脅していない」などと話し、容疑を否認しているということです。
事件当日、被害者の知人から「友達がナイフを持ったおじさんが家に来た」と言っていたと110番通報があり、警察が捜査していました。付近の防犯カメラの映像などから関与が浮上しました。
田中容疑者は2月にも福岡県内で面識のない10代の少女に性的暴行を加えたとして逮捕・起訴されていました。