博多湾を監視「潮見櫓(しおみやぐら)」福岡城跡に完成 一般公開が始まる 期間限定で2階部分も見学OK
福岡市の福岡城跡で復元工事が進められていた「潮見櫓(しおみやぐら)」が完成し、17日から一般公開が始まりました。
「潮見櫓」は、福岡城の三ノ丸の北西にあった高さおよそ10メートルの建物で、博多湾の監視を担ったことが名前の由来とされています。
■吉村史織アナウンサー
「中に入ると木の真新しい香りがしますが、よく見ると一部に古い木材も使われています。」
潮見櫓は明治時代に黒田家の菩提寺(ぼだいじ)に移築され、仏殿として使われていました。
今回、柱や梁(はり)、瓦など、およそ4割の部材は築城当時のものを再利用し、当時の工法で復元されました。
5月11日まで特別公開が行われ、通常は入れない2階部分まで見学することができます。観覧は無料です。
最終更新日:2025年3月17日 12:04