福岡県内ビッグモーター事業停止など処分が確定 春日営業所と古賀店は最も重い処分
自動車整備の不正などが発覚したビッグモーターについて、24日、九州運輸局は事業停止などの行政処分を出しました。
福岡県内で処分を受けたのは、ビッグモーターの春日営業所や古賀店など6つの事業所です。
九州運輸局によりますと、6つの事業所は10月25日から車の整備業務について、20~30日間の停止となります。さらに春日営業所と古賀店は、記録簿の虚偽記載や故意に検査の一部を行わなかったなどとして、民間車検場の指定を取り消す最も重い処分となりました。
このほか、ビッグモーターの長崎・熊本・鹿児島で、それぞれ1事業所が20日間の整備業務停止などの処分を受けています。
行政処分をめぐっては10月20日、福岡市内でビッグモーター側から意見を聞く『聴聞』の機会が設けられましたが、会社側は出席しませんでした。