【ストップ!飲酒運転】福岡県内で"酒気帯び運転"相次ぎ男4人逮捕 飯塚市では4台絡む事故も
福岡県内では、21日夕方から22日未明にかけ、酒を飲んで車や自転車を運転したとして男4人が逮捕されました。
警察によりますと、21日午後4時ごろ、飯塚市弁分の交差点で、乗用車が車線をはみ出し、信号待ちをしていた大型トラックに接触しました。さらに乗用車は、信号待ちをしていた別の乗用車にも追突するなど、合わせて4台が絡む事故となりました。
ケガ人はいませんでした。
駆けつけた警察官が車線をはみ出した乗用車を運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の3倍近いアルコールが検出され、警察は酒気帯び運転の疑いで男を現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは、飯塚市の会社員(住所と職業は自称)・山本将也容疑者(32)で、警察の調べに対し「午前9時すぎにハイボール500ミリリットル缶を1本飲んだが、酒は抜けただろうと思って運転しました」と、容疑を一部否認しています。
また、北九州市小倉南区志井では、22日午前0時半ごろ、酒を飲んで軽乗用車を運転したとして、北九州市小倉北区の自称建設作業員・上原隆明容疑者(42)が現行犯逮捕されました。
呼気からは基準値の2倍を超えるアルコールが検出されていて、警察の調べに対し容疑を認め、「ワインを1杯飲んだ」と話しているということです。
さらに、北九州市八幡西区熊手では、22日午前3時半ごろ、酒を飲んで軽乗用車を運転したとして、北九州市八幡東区の会社員・仲野洋平容疑者(35)が現行犯逮捕されました。
呼気からは、基準値の4倍を超えるアルコールが検出され、調べに対し容疑を認めています。
一方、福岡市城南区片江では、22日午前4時前、酒を飲んで自転車を運転したとして、福岡市城南区の4無職の男(47)が現行犯逮捕されました。呼気からは基準値の3倍を超えるアルコールが検出されています。
警察の調べに対し、「アルコールが体に残った状態で自転車を運転したことは間違いありません」と容疑を認め、「カラオケ店で飲んで自宅に帰る途中だった」と話しているということです。