【定点把握】手足口病は10週連続「警報レベル」 マイコプラズマ肺炎も増加 熱が下がっても “せき” が続く 福岡
子どもを中心に、手足や口の中に水ぶくれができる手足口病が、福岡県で10週連続「警報レベル」となっています。全国的に流行しているマイコプラズマ肺炎の感染者も、増加傾向が続いています。
福岡県によりますと、8月18日までの1週間の定点把握で「手足口病」の感染者は、1医療機関あたり3.19人でした。10週連続で警報レベルとなっています。
また、子どもがかかることが多いマイコプラズマ肺炎の感染者は1医療機関あたり0.87人と、ことし5月下旬以降、増加傾向が続いています。
マイコプラズマ肺炎の初期症状は発熱や全身のだるさ、頭痛などで、熱が下がったあとも3~4週間にわたってせきが続くのが特徴です。
福岡県は、せっけんで手洗いすることや、せきの症状がある場合はマスクをつけるよう呼びかけています。