「ウイルスがパソコンから抜き取った情報を削除する」などというウソの電話で、福岡県大野城市の68歳の男性が現金500万をだまし取られました。

警察によりますと、今月26日、大野城市の68歳の男性がパソコンでウェブサイトを閲覧していたところ、「ウイルス警告」というメッセージが表示されました。

男性が「サポート問い合わせ」と記載されていた電話番号に電話したところ、男から「遠隔操作でウイルスを解除する」「ウイルスで抜き取られた情報を削除する」「500万円を送金してみてください」などと言われ、指定された口座に現金500万円を送金しだまし取られました。

男性は男から「ウイルス解除後に電話をする」と言われましたが、電話がかかってこなかったため詐欺に気づき、警察に相談したということです。

警察は、パソコンに表示された電話番号に安易に電話をかけないよう呼びかけています。