福岡市内で販売された釜揚げしらすに、フグの稚魚とみられる魚が混入していたことが分かりました。

福岡市によりますと25日、海産物卸売業の楢﨑商店からパック詰めの釜揚げしらすに、フグの稚魚とみられる魚が混入していたため、自主回収を始めたと報告があったということです。

混入していた魚は大きさが約1.5センチで福岡市西区のスーパーマーケット・マルキョウ福重店で商品を購入した人が見つけ、24日に店に連絡がありました。

楢﨑商店によりますと釜揚げしらすは福岡・大分・佐賀・長崎・熊本の各県のマルキョウのうち、34店舗に納品していて、今月4日から24日までに1314パックが販売されたということです。

福岡市は、該当商品について食べずに購入した店か近くの保健所に連絡するよう呼びかけています。今のところ、健康被害の報告はないということです。