休日の部活動指導を地域クラブに移行へ 教職員の負担軽減などを目的に 福岡市でセミナー
福岡県教育委員会は23日、学校の部活動を地域の人たちにも担ってもらうためのセミナーを福岡市で開きました。
セミナーに参加したのは、福岡県内の市町村の教育委員会や民間のスポーツ団体の関係者ら、約400人です。
福岡県では、教職員の負担軽減などを目的に、2023年度から25年度末までを部活動の『改革推進期間』と位置づけていて、休日の部活動の指導を地域クラブなどに段階的に移行していく計画です。
このため福岡県教育委員会は、全国の先進的な事例などを紹介するセミナーを2022年から開催していて、今回で3回目です。
■群馬県のスポーツクラブ・小出利一 理事長
「学校と地域のコミュニケーションがちゃんとしておかないとうまくいかない。」
福岡県では、将来的に、平日の部活動も地域への移行を検討していくとしています。