32年ぶりの社長交代です。大型商業施設のゆめタウンなどを展開する「イズミ」の社長が交代し、創業家以外から初めての社長が誕生することになりました。

■イズミ 山西泰明社長
「新しい新社長にやってもらうことが、一番これからの10年20年持続できる新しい成長ドライバーとして、 これができるんではないかと」

11日午後、イズミが開いた会見。32年ぶりの社長交代を発表しました。山西泰明社長が代表権のある会長に。後任の社長に町田繁樹副社長が就任します。創業家以外では初の社長となります。
1993年、創業者の後を継いだ山西社長はゆめタウンなどの九州出店を進めたほか、ユアーズや九州のスーパーなどを子会社化。セブンアンドアイホールディングスとは業務提携するなどし、業績を拡大してきました。

■イズミ 山西泰明社長
「大型店が九州は少なかったので地域の中では売り上げがとれるお店が当時、できたと考えています」

後任の町田繁樹副社長は主に営業畑を歩み、店舗と本社を経験してきた強みを生かしたいとしています。

■社長に就任する 町田繁樹副社長
「店舗に半分いたおかげでお客様に近かった。店舗の声を聞きながらそれを経営・営業政策に生かす」

今後、ゆめマートなどの展開に力を入れ、2030年に300店舗、売り上げ1兆円の達成を目指すということです。

【2025年3月11日放送】