職務上知り得た情報を当時の不倫相手に漏らしたとして、警察署に勤務する男性警部が書類送検されました。

地方公務員法違反の疑いで書類送検されたのは広島県内の警察署で課長として勤務する41歳の男性警部です。県警監察官室によると警部はおととし7月から1年、既婚者でありながら女性と不倫。去年5月から6月ごろにかけて、女性の知人に関する警察への相談情報を合わせて6回、伝え漏らした疑いです。「女性の気を引くためだった」と、容疑を認めています。

県警は、警部を減給3か月の懲戒処分としましたが、自らも降任を申し出ているということです。今年1月、不倫に関する情報が寄せられ、捜査の中で事件が発覚したということです。
《2024年7月26日》