「平和宣言」骨子を発表 核抑止力へ依存から政策転換を呼びかけ 広島市
広島市の松井市長は原爆の日の式典で読み上げる「平和宣言」で、軍事力に頼る世界の為政者へ政策転換を呼びかけます。
■広島市・松井一実市長
「核抑止力に依存する為政者に政策転換を促すために希望を胸に心を一つにして行動を起こそうと呼びかける」
今年の平和宣言では、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や、イスラエル・パレスチナ情勢の悪化を受けて「国家間の疑心暗鬼が深まっている」と言及。
旧ソ連の指導者で東西冷戦を終結に導いたゴルバチョフ元大統領の言葉を引用し心を一つにして行動するよう呼びかけます。
また、日本政府に対しては一刻も早く「核兵器禁止条約」の締約国になるよう求めることにしています。
(2024年8月1日放送)