政府肝いりで始まった”定額減税”について広島の街では。 広島
きょうは多くの企業で給料日です。今月から始まった”定額減税”について広島の街では。
■30代男性
「おいしいご飯を食べれるようになるのかなと」
■60代男性
「減税していただけるんならやっぱりありがたいと思います。」
定額減税は、年間1人あたりの所得税3万円と住民税1万円、合わせて4万円を差し引くというものです。
家計の負担軽減を狙ったものですが、市民からは戸惑いの声です。
■40代女性
「税金から控除されるっていっても実際どの程度本当に得しているのか、本当に返ってきているのかとか他人ごとみたいな感じ」
■30代男性
「多分増えるんだろうなと思いますけど、政策的に良くわからないのでいまいちまだ僕もピンとは来てないです」
複雑な制度に、企業も対応に追われています。広島市内にある、従業員6人の建築会社では事務処理に大きな負担を感じています。
■久保さん
「渡す前に2重チェック3重チェック4重チェックしないと不安で。大きい会社だと入力してしまえばさっと行くんだと思うんですけど、少人数の会社だと人間が手打ちするから間違いが生じることもある給付にしてほしかった。大変だけが残っています」
政府肝いりで始まった定額減税ですが、円安や物価高が続く中で、効果があるのものになるのでしょうか。
【2024年6月25日 放送】