広島工業大学で国内初開発の建設用3Dプリンターを使った特別授業
広島市内の大学で18日、建設用の3Dプリンターの最新技術を体験する特別授業が行われました。
広島工業大学で行われた特別授業には約70人の学生が参加し、国内で初めて開発されたモルタルを使う3Dプリンターが披露されました。
コンクリートに比べて強度が高く、細かい複雑な形にも対応できるといいます。広島市の建設会社が、河川に設置する階段や水路で使う集水桝をつくるなど、人手不足の解消に向けてもこの技術を活用しています。
■環境土木工学科1年生
「土木はブラック(過酷)だと聞いたことがあったけど、それを改善できる機械が作られていてすごいと思った」
建設業界が抱える課題解決へ、3Dプリンターの活用に注目が集まります。
(2024年4月18日放送)