災害や貧困で困っている人々のために! 「寄付」で福祉に貢献! 様々な寄付の方法を徹底プレゼン! 【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。馬場のぶえアナウンサーのテーマは「子育て」や「福祉」。今回は、「寄付」の様々な方法についてプレゼンします。
注目を集めている、ふるさと納税の「代理寄付」とは?
なかでも注目したのが、能登半島地震の被災地を支援するための、ふるさと納税の「代理寄付」です。被災した自治体を支援するために、ふるさと納税で寄付をする場合、寄付を受けた自治体は、寄付をしてくれた人に対して、自治体から受領書を送るなど、事務作業が多く発生してしまいます。そこで、別の自治体が事務を代行することで、被災した自治体は災害対応に集中できるようにする取り組みです。
「代理寄付」は、2016年の熊本地震から広まった取り組みです。「代理寄付」を最初に導入した仲介サイトの「ふるさとチョイス」には、能登半島地震の緊急災害支援の特設ページができています。その中の1つ、石川県加賀市を応援する寄付のページを見ると、「代理・広島県呉市」となっています。広島県でも呉市、尾道市、安芸高田市が代理寄付を受け付けていて、全国では63の自治体にのぼっています。
石川県加賀市の代理寄付をすることになった理由を呉市に聞くと、「西日本豪雨の時、加賀市に代理寄付で支援していただき、当時の避難所の運営や罹災証明発行の準備などに集中することができた。その恩返しも込めて。」とのことでした。ふるさとチョイスの代理寄付は、1月16日時点で、10億円近くにのぼります。「ふるなび」や「さとふる」のサイトでも行っています。「代理寄付」は、災害支援なので、返礼品はなく、仲介サイトも手数料を取りません。寄付は全額、被災地の復興支援に充てられます。
使用済などの物を集めて寄付
年賀状の宛名などを間違えた書き損じはがきは、寄付をしてボランティア活用する方法があります。書き損じはがきや使用済み切手で、障害のある方を支援するボランティアについてご紹介します。