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「アンモニア混焼」導入へ 二酸化炭素の排出削減目指す橘湾火力発電所【徳島】

2024年5月31日 19:15
「アンモニア混焼」導入へ 二酸化炭素の排出削減目指す橘湾火力発電所【徳島】
徳島阿南市橘湾火力発電所を運用する電源開発は、二酸化炭素の排出量を減らすため2030年過ぎからアンモニアを石炭に混ぜて燃やす、「アンモニア混焼」を導入する方針であることがわかりました。

これは5月9日発表された、電源開発の中期経営計画で明らかになりました。

それによりますと「アンモニア混焼」が導入されるのは、阿南市の「橘湾火力発電所」の1号機と2号機で、2030年過ぎから導入する方針です。

この「アンモニア混焼」は、燃料となる石炭の20%を「アンモニア」に置き換えて燃やし発電するもので、導入すれば二酸化炭素の排出を削減できるということです。

電源開発ではさらに、2035年以降にはアンモニアだけを燃やす「アンモニア専焼」へ切り替える方針です。

電源開発が橘湾火力発電所の脱炭素化への具体的な方針を示したのはこれが初めてで、「今後も政府のGX政策などを踏まえ適宜アップデートしていきたい」としています。
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