人件費の増加が問題となっている、徳島県阿南市見能林町の放課後児童クラブの関係者が6月28日、市の教育委員会を訪れ、クラブの早期民営化を求める要望書を提出しました。

要望書を提出したのは、阿南市見能林町の放課後児童クラブ「見能林児童クラブ」の運営に携わっている保護者2人です。

6月28日、市の教育委員会を訪れ、クラブの早期民営化を求める要望書を保護者63人の署名と一緒に坂本和裕教育長に手渡しました。

（阿南市教育委員会・坂本和裕教育長）
「皆様の願いを重く受け止め、できるだけ早期に願いが叶えられるよう、また安心して保護者やお子さんが通えるような施設になるよう努めるのでよろしくお願いします」

「見能林児童クラブ」では、2023年度から人件費が急増し経営への圧迫が表面化しています。

一方で、保護者からの要望を受けて民間委託が進められていて、市内の社会福祉法人が2025年度からの受託候補者に決まっています。

今後、阿南市は受託候補者と協議し委託時期を早める方針です。