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「高速道路の整備促進を」 県内の関係者が東京で決起大会【徳島】

2024年8月20日 18:49
「高速道路の整備促進を」 県内の関係者が東京で決起大会【徳島】
徳島県内の高速道路整備の促進を国に対して求めるため8月20日、東京都内に県や県議会、市町村長などの関係者が集まり、決起大会を開きました。

県によりますと、都内での決起大会の開催は今回が初めてだということです。

(記者)
「この建物が会場となった東京平河町の都道府県会館周辺には、国会議事堂や総理官邸などがあります。ここには今日、県内の政財界の関係者が集まりました」

自動車道の整備促進を求める決起大会には、後藤田知事をはじめ県議会や市町村のトップ、また商工会議所や農協、漁協に至るまで県の関係者だけで約100人が集まりました。

県によりますと、県関係者が一同に集まり東京都内で高速道の整備を求める決起大会を開くのは、今回が初めてだということです。

挨拶の中で後藤田知事は、能登半島地震で道路インフラの重要性が再認識されたとして次のように述べました。

(後藤田知事)
「我々県南部は一つの道路しかないという脆弱性、これについて国はしっかりと認識していると思っている。財政的なまた事業化に向けた決意をみなさんに求めたい」

来賓として招かれた自民党道路調査会の金子恭之会長は、高速道の整備は防災や物流、そして観光を含めた地域創生のための基本だとして、今回の徳島県全体の熱意を受け止めていると述べました。

(自民党道路調査会・金子恭之会長)
「道路行政を自民党の中で預かる立場として、皆さんの熱意をしっかり受け止め努力をさせていただきたい」

決起大会では、県南の自動車道の早期整備や徳島自動車道の早期4車線化などを国に求める決議を採択しました。

(後藤田知事)
「各地域で差が出ないように今一度、国に認識を新たにしてもらい、県民の安心安全を守っていきたいと思います」

(岩佐義弘・阿南市長)
「県南にとっては地震、津波の恐れもあるので、さらに前に進めていくためにいい機会になったと思います」

この後、後藤田知事らは早速、財務省と国土交通省を訪れ、県内高速道の早期整備を陳情しました。

(記者)
「なかなか進まない県内の高速道路整備背景の一つには、用地買収の遅れも指摘されています。早期整備を進めるには地域の協力は欠かせません。この決起大会がその弾みになると期待されています」
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